大いなる陰謀 / ロバート・レッドフォードのシンプルなメッセージ
12月 9th, 2008 Filed Under 大いなる陰謀

review
ちょっとビックリしたのは、思っていた以上に良い映画だったこと。
トム・クルーズ、メリル・ストリープ、そしてロバート・レッドフォード。
出演者のネームバリューからすると、相当な期待感を持つことは否めないよね。
確かに・・・
トム・クルーズが派手なアクションを披露しているわけでもなく、
メリル・ストリープが愛の心理を悟らせてくれているわけでもない。
では、この映画では何が言いたかったのだろう?
ずばり、今のアメリカ社会にはびこる病巣「ことの解決策を見出せないアメリカの行き詰った政治」をストレートに、とてもシンプルに描いた作品である・・・として素直に鑑賞した方いい。
なぜなら、ロバート・レッドフォードが作った映画だもん・・・そしたら以外と納得感が出てくるでしょ?
アフガニスタンで、まもなく展開される電撃作戦。
この作戦の立案者でもあるエリート政治家アーヴィングがベテランジャーナリストのロスに情報をリークする。
「イラク戦争の行き詰まりを、アフガンのこの電撃作戦で打開したい」が政府の思惑。
この作戦を成功させ、アメリカ社会の愛国心を煽り、「地域紛争へアメリカ政府が介入すること」の正当性を創出するのだ。
戦争は、戦地へ赴く若くて勇敢な兵士を必要とし、
アメリカの為に、戦地へ向かう若き兵士の多くは、正義と自己の存在感を確立したいアフリカ系かヒスパニックなのだ。
さて、もしその作戦が失敗したとき、アメリカ社会はいよいよどこへ向かうのだろうか・・・・
それがロバート・レッドフォードのメッセージ。
僕はロバート・レッドフォードの映画は好きなんだよね。
この映画は酷評されてるけど、彼が作ったイイ映画は他にもたくさんある。
どれも起承転結の「結」がちょっと弱いから誤解されがちだけど、繰り返し見ることで、なんとなく気づくロバート・レッドフォードの「メッセージ」。
映画を見て、それをどのように解釈するかは「見ている人の自由」だし、そして彼が言いたいことはとてもシンプルだ。
その映画から受けたイメージを自分の経験や思い出、夢に重ねてみよう。
もしかして共感するところがみつかるかも。
data
LIONS FOR LAMBS
2007年 92分
監督:ロバート・レッドフォード
出演:
ロバート・レッドフォード … Professor Stephen Malley
メリル・ストリープ … Janine Roth
トム・クルーズ … Senator Jasper Irving
マイケル・ペーニャ … Ernest Rodriguez
アンドリュー・ガーフィールド … Todd Hayes
ピーター・バーグ … Lt. Col. Falco
デレク・ルーク … Arian Finch
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Tags: トム・クルーズ, メリル・ストリープ, ロバート・レッドフォード
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出演者はこんな映画にも出ている
- 黄昏に燃えて / 浮浪者(ホームレス)に捧げる挽歌
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- ミッション・インポッシブル3 / トム様のトム様によるアクション映画
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- ザ・エージェント / アクションなし。でも、スケベ笑いは健在でした
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- プラダを着た悪魔 / アメリカン・ギャルズ・サクセスストーリー
- とにかくトム・クルーズの映画がみたい!
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