ブロークン・フラワーズ / 今宵は綺麗な過去と酔いしれようか
8月 31st, 2007 Filed Under ブロークン・フラワーズ

ブロークン・フラワーズ
主演:ビル・マーレイ
review
むしろ、けだるく余韻に酔いしれよう。
「思い出の風化」は誰にでもある。ならば、むしろ、それを楽しむかのごとく。余韻に酔いしれよう・・・
この映画の「余韻」は、一時、あなたを現実から遠ざけ、過去に酔わせてくれる。
・・・私の人生は、風に吹かれて虚しく漂う・・・
・・・口実をつくって、あなたに会ってみよう
・・・でも雲が出て、太陽の光を遮ってしまう
endingで流れる”There is an end”の歌詞。
ものすごく虚しい余韻が漂う。
人によって経験の多さや深さは違うけど、
時に、過去に戻って、何か、「期待」を確かめたくなるときがあるよね、
しかし、往々にして、うつろい行く時の中で、
過去の思い出は風化し、「期待」に応えてくれはしない・・・
そして酔いが醒め、あとには現実だけが切なく残る。
華々しい女性遍歴をも初老のドン・ジョンストン。事業で大儲けして、今は悠々自適だが実は、寂しい独身男だ。
そこに差出人不明のピンクの封筒に入った手紙が届けられた。
・・・あなたと別れたあと、あなたの子どもを産みました。
・・・その子は成長し19歳の青年になり、たった今、実の親を探す旅にでました。
・・・まもなくあなたも元に現れるでしょう・・・
隣人ウィンストンに勧められるがまま、差出人探し、つまり、過去の女達を探す旅に出る・・・
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すっかり老いちゃったビル・マーレイ。
綺麗な過去思い出の女を演じるシャロン・ストーンやジェシカ・ラングもすっかり熟女になっちゃった 。
これ以上ないキャスティング。だね。
data
BROKEN FLOWERS
2005年 アメリカ 106分
監督:ジム・ジャームッシュ
出演:
ビル・マーレイ … Don Johnston
ジュリー・デルピー … Sherry
ジェフリー・ライト … Winston
シャロン・ストーン … Laura
フランセス・コンロイ … Dora
ジェシカ・ラング … Carmen
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flickr:muronghe’s photos
Tags: シャロン・ストーン, ジェシカ・ラング, ジェフリー・ライト, ジュリー・デルピー, ビル・マーレイ
Popularity: 20% [?]
出演者はこんな映画にも出ている
- パリ、恋人たちの2日間 / ビフォア・サンセットのウラ続編?
- ダージリン急行 / ガキで呑気な3兄弟のスピリチュアルな旅
- ロスト・イン・トランスレーション / 異邦人の恋 in Tokyo City
- GO!GO!L.A. / 甘いけど清涼感があるラブ・ストーリー
- ザ・ロイヤル・テネンバウムズ / 家族愛を理解する為の入門編
- マイ・フレンド・メモリー / 小細工のない少年達の友情と勇気
- ビッグ・フィッシュ / オトコなら大きなホラを吹こうじゃないか
- カジノ / デ・ニーロが仕切るCasinoでも盛者必衰の理あり?
- ビフォア・サンセット / 再会の恋もParisの夕暮れに消える?
- ビフォア・サンライズ / Wienの夜明けに消える一夜限りの恋
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アバウト・シュミット / 突然やってくる孤独感から抜け出す法
8月 30th, 2007 Filed Under アバウト・シュミット

アバウト・シュミット
主演:ジャック・ニコルソン
review
ジャック・ニコルソンの一人芝居映画だ。
この映画はあなたが何歳かによって、見た後の「感慨」の深さが違うはずだ。
この映画の意図したことを若いうちに気づけば気づくほど良いとは思うのだが、多分、忘れちゃうよね。
重く、暗い、しかし、いずれ誰もが味わうこの「孤独」を、ジャック・ニコルソンが全編でコミカルに演じている。
だから映画として成立しているのだが、
これがドキュメンタリーだったら、怖すぎて、絶対に最後までみれないはずだ。
ジャック・ニコルソン演じるシュミットは定年を迎えた。
32年も勤め、貢献した会社を円満退社するも、会社はいつまでも彼に関わってくれなかった。
そんなある日、シュミットはアフリカの貧しい子ども「ンドゥグ」の里親となり、今の心境を手紙にして送った。
そして、妻ヘレンが突然死する。唯一の身内の愛娘ジーニーもシュミットの反対を押し切り、バカ男ランドールと結婚。ますます孤独になった。
シュミットはヘレンが残したキャンピングカーで思い出の地めぐりながら社会との「関わり」を探す旅をする。
しかし、彼は限りなく孤独だった。
そんなとき、遠いアフリカから届いた「ンドゥグ」の便り。
身近な社会にはない「関わり」がそこにあった。
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自分はまだ余裕はあるけれど、いずれ来るこの「孤独感」。
身近にいる人のなかでも、シュミットに近い年代の人について、
そういえば、あの人はどうしているんだろう?この孤独感をどう思っているんだろう?って、そんな目で見てしまっている自分がいる。
自分も、その時がきたら、どうするだろう・・・?、どうすべきか?って考えてしまった。
でも大丈夫だ。大事なのは本質であって、社会とか通念という表面で考えてはダメなんだ。
身近では孤独であっても、もしかすると、世界の誰かとつながるかもしれない。つながっているかもしれない。
ましてや、今はネットもあるんだし・・・
この映画で、なんか、哲学的な感傷にひたってしまいました。
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ABOUT SCHMIDT
2002年 125分
監督: アレクサンダー・ペイン
出演:
ジャック・ニコルソン… Warren R. Schmidt
キャシー・ベイツ … Roberta Hertzel
ホープ・デイヴィス … Jeannie Schmidt
ダーモット・マローニー … Randall Hertzel
ハワード・ヘッセマン … Larry Hertzel
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Tags: キャシー・ベイツ, ジャック・ニコルソン
Popularity: 24% [?]
出演者はこんな映画にも出ている
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プラダを着た悪魔 / アメリカン・ギャルズ・サクセスストーリー
8月 29th, 2007 Filed Under プラダを着た悪魔

プラダを着た悪魔
出演:メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ
review
ベタですけど、よくある展開の映画ですけど・・・
でも、いいよね。アメリカ映画だから。
最後は成功するんだよ!ギャルも。
その意味では、安心して楽しめた映画です。
それにしても、気持ちいいだろうな・・・元上司に認められながらも転職に成功!。
サイコーだね。きっと。
ジャーナリスト志望のアンディはなぜか、高級ファッション誌のアシスタントにとらばーゆした。
しかし、そのファッション誌はまさに「悪魔」、白髪の編集長ミランダの魂そのもの。
絶対君主の編集長ミランダはアンディに次々と難題を仕掛ける。
しかし、その高い課題を次々とこなしていくアンディに、ミランダが目を掛けるようになってきた・・・
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メリル・ストリープが白髪の「天上天下唯我独尊」鬼編集長役を演じています。
その存在感が、ス・ゴ・イ。
それに、ブランドモノの服やら、バッグやら、スカーフが注に舞うわ・・・で派手な映画なんですけど、
主役のアン・ハサウェイが負けてない。
口がちょっと大きめの彼女。演技もいいし、ダイナミックで、こっちも存在感があって、
メリル・ストリープ vs アン・ハサウェイ って構図も成立してた。
で、結局。たのしい映画だったなぁ。
data
THE DEVIL WEARS PRADA
2006年 110分
監督: デヴィッド・フランケル
出演:
メリル・ストリープ… Miranda Priestly
アン・ハサウェイ … Andy Sachs
エミリー・ブラント … Emily
スタンリー・トゥッチ … Nigel
サイモン・ベイカー … Christian Thompson
エイドリアン・グレニアー … Nate
トレイシー・トムズ … Lily
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Tags: アン・ハサウェイ, エミリー・ブラント, スタンリー・トゥッチ, メリル・ストリープ
Popularity: 24% [?]
出演者はこんな映画にも出ている
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