生きてこそ / 雪山の中で遭難したときの究極の選択

3月 31st, 2008   Filed Under 生きてこそ  


生きてこそ
出演:イーサン・ホーク
revue
う~、僕はこの映画ダメだ~。
生きるためとはいえ、なんてったって、凄惨すぎた。
飛行機事故で、雪山で遭難した若者達。
極限の状態で、彼らに与えられた選択肢は2つ。
餓死で死ぬか、それとも・・・???だ。
(このレビューでは、あえて???は言わない)

彼らが選んだ道は後者だ。
生きてこそ、時に人間である尊厳を超えて人は生きなければならない。
僕が彼らの立場だったら、果たして同じ決意で生きようとしただろうか・・・
でも、実は選択肢はなかった、Dead or Aliveではないんだ。
生きてこそ・・・しかなかったのだ。

大学生のラグビーチームを乗せた飛行機が冬のアンデス山脈で墜落。
かろうじて生き残った者達のサバイバルが始まる。
怪我の痛みや寒さに苦しむ。
しかし、本当の苦しみは、食料が尽きてからだった・・・
次々と死んでいく仲間達。
遭難後60日を過ぎたとき、ナンドとカネッサは決死覚悟のの下山に出るのだった・・・

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若き日のイーサン・ホークが出演している。
凄まじい事情のシナリオだけに、俳優の存在感に頼る必要の無い映画とはいえ、ラストの展開に向け、さすがにイーサンホーク演じるナンドの存在感がクローズアップされていた。

data
ALIVE
1993年 126分
監督:フランク・マーシャル
イーサン・ホーク … Nando Parrado
ヴィンセント・スパーノ … Antonio Balbi
ジョシュ・ハミルトン … Roberto Canessa
ブルース・ラムゼイ … Carlitos Páez
ジョン・ハイムズ・ニュートン … Antonio ‘Tintín’ Vizintín
デヴィッド・クリーゲル … Gustavo Zerbino

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ホワイト・ライズ / 人もうらやむような恋は気をつけようね

3月 30th, 2008   Filed Under ホワイト・ライズ  


ホワイト・ライズ
主演:ジョシュ・ハートネット
revue
冬のシカゴを舞台とした美しいラブ・ストーリー。
あり得そうで、あったら怖いシナリオと、ジョシュ・ハートネットの魅力を存分に味わえる、オススメの映画です。

恋は、ハードルが高ければ高いほど、邪魔されれば邪魔されるほど燃え上がる。
それに、恋には”行き違い”が付き物だが、それが元で愛する二人は別れることもある。
しかし、その”行き違い”を演出してたのは二人の恋をうらやむ者の仕業だとしたら、これほど怖いものはない。

今あなたは恋をしてますか?
・・・だとしたら近くのアパートの住人に気をつけて。
あなたの前から突然去った恋人は居ませんか?
・・・それは近くのアパートの住人仕業かもしれない。

人もうらやむような恋をしているあなたに是非見て欲しい。

ビジネスマンのマシューはボスの妹レベッカと婚約していたが、久々シカゴに戻ってきた。
仕事の打ち合わせをしていたレストランで、昔の彼女リサを感じた。
マシューの前から突然姿を消したリサ。
中国への出張をキャンセルしたマシューはリサの手がかりを追うのだった・・・

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監督はポール・マクギガン。
主演にジョシュ・ハートネット。
この映画でジョシュの魅力を把握した監督は、この後で”ラッキー・ナンバー7”で再びコンビを組むことになる。
ときに無表情っぽく感じる顔立ちのジョシュだが、この映画の切なさを演じるには好都合だったかもしれないし、”がんばれ!大丈夫か?”って、ついつい応援したくなっちゃた。

data
WICKER PARK
2004年 116分
監督:ポール・マクギガン
出演:
ジョシュ・ハートネット … Matthew
ダイアン・クルーガー … Lisa
ローズ・バーン … Alex
マシュー・リラード … Luke
クリストファー・カズンズ … Daniel
ジェシカ・パレ … Rebecca
ヴラスタ・ヴラナ … Jeweller

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グレイスランド / アメリカ人の心に住む伝説のロックンローラー

3月 29th, 2008   Filed Under グレイスランド  


グレイスランド
出演:ハーヴェイ・カイテル、ジョナサン・シェック
revue
アメリカでは、今や「神」の存在となっているエルヴィス・プレスリーを崇拝した映画。
なんとなくこの映画の制作者たちの意図が分かったとき、心にぬくもりを感じ、少しばかり生きる勇気を得た(←ちょっと大げさ?)。

アメリカって国は凄いね、ロックン・ローラーを神にしちゃうんだもんね。
今は世界の超大国として誰も疑わないアメリカでも、文化となるとヨーロッパから持ってきたものが主流であることは否めない。
そんなアメリカ人にとって、白人からも黒人からも愛されたエルヴィスの歌は貴重なアメリカン・オリジナルの文化なのだ。
だからエルヴィスが愛され続け、崇拝されることにより「神」となるのだ。

この映画では自らをエルヴィス・プレスリーと名乗るオッサン物真似師をハーヴェイ・カイテルが演じている。
エルヴィスは甘いマスクだが、ハーヴェイのマスクはお世辞でも甘くない。辛口だ。
ハーヴェイは決してエルヴィスに似ていないし、似ている俳優は他にももっと居るはずだ。
しかし、映画では、そのオッサン物真似師が本当にエルヴィスかも知れないというストーリーを本気でやってのけるのだ。

エルヴィスは「神」になってアメリカ人の心に住んでいる。
だから、似てる似ていないはこの際関係ないのだ・・・。

妻を事故で亡くし自己嫌悪に陥っていたバイロン(ジョナサン・シェック)が物真似師のヒッチハイカーを拾う。
その物真似師(ハーヴェイ・カイテル)は自分をエルヴィス・プレスリーだと名乗るが、どこをどう見ても似ても似使わない格好だ。
物真似師の目的地はグレイスランドだ。そう、グレイスランドはエルヴィスの故郷なのだ・・・

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ハーヴェイ・カイテルはどこか辛口のキレがある俳優さんだ。
タランティーノ映画では無くてはならない存在だが、主演級じゃない。脇を固める俳優だ。
しかしだ、この映画での役はプレスリーの物真似師だ、強烈な存在感はいらない。
必要だったのは、辛口のキレだったんだよ。

data
FINDING GRACELAND
1998年 97分
監督: デヴィッド・ウィンクラー
出演:
ハーヴェイ・カイテル … Elvis
ジョナサン・シェック … Byron Gruman
ブリジット・フォンダ … Ashley
グレッチェン・モル … Beatrice Gruman

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聖なる嘘つき / 人々に生きる希望を与える「嘘つき」とは?

3月 28th, 2008   Filed Under 聖なる嘘つき  


聖なる嘘つき
主演:ロビン・ウィリアムズ
revue
第二次世界大戦中の、ドイツ軍によるユダヤ人抑圧をテーマにした映画は多いよね。
強制収容所やゲットー・・・
殆どの映画の中で、抑圧されたユダヤ人は悲惨に描かれているけど、たいてい、最後は「希望の光」が見えてくる。
こんなパターンの映画は多いよね。
その「希望の光」をどのように演出するかで、戦争映画の良し悪しが決まるといっても過言ではない。

この映画「聖なる嘘つき」の主演はロビン・ウィリアムズだから、どんな展開になるのか大方予想できた。
ゲットーに閉じ込められたユダヤ人達に、「まもなく解放されるぞ!」という嘘で、人々に生きる希望を与え続けてきたジェイコブの物語。
果たしてこの映画ではどんな希望の光が見えてくるのだろう。。。そこがポイントだね。

第二次世界大戦中のポーランド。
ポーランド人はゲットーという囲われた町に閉じ込められていた。
ある夜、ジェイコブは連行されたドイツ軍基地のラジオからソ連軍が近くまで進軍してきていることを知った。
町に戻ったジェイコブはこのニュースを友人に話したところ、ジェイコブがラジオを隠し持っているという噂になった。
人々はジェイコブが話す連合軍やソ連軍の動きを希望に生きていく・・・

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正直なところロビン・ウィリアムズは苦手なんだよね~
人がいいって顔そのままじゃん!
「パッチ・アダムス」もいい映画だったが、なんだかね、展開が読めるんだよね・・・うがった見方かな・・・

data
JAKOB THE LIAR
1999年 120分
監督:ピーター・カソヴィッツ
主演:
ロビン・ウィリアムズ … Jakob
ハナ・テイラー・ゴードン … Lina
ボブ・バラバン … Kowalsky
アラン・アーキン … Frankfurter
マイケル・ジェッター … Avron
リーヴ・シュレイバー … Mischa
アーミン・ミューラー=スタール … Kirschbaum

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ウィッカーマン / ニコラス・ケイジのちょっと粗雑なサスペンス

3月 27th, 2008   Filed Under ウィッカーマン  


ウィッカーマン
主演:ニコラス・ケイジ
revue
イギリスの同名作をハリウッド風にリメイクしたサスペンス映画。
う~む、この映画こそな~んにも考えずに、それこそ酒を飲みながらホロ酔いで見るのも良し。
途中でトイレに立っても、いっこうに構わない。
いい表現をすると、これ以上ないカジュアルな映画だね。
つまり、超B級映画といったところか?
細部のツジツマがえらく適当で、もったいない。
もったいないといえば、主演のニコラス・ケイジ。
なかなかの迫真の演技だったし、初めの30分はなかなか期待させられる展開だった。。。だっただけに、実にもったいない。。。

白バイ警官メイラスの元に元婚約者のウィローからの手紙が届いた。
メイラスの前から突然去ったウィローは故郷のサマーズアイル島に戻っていたところ、娘が行方不明になり、メイラスに助けを求めてきたのだった。
メイラスは外界から閉ざされたサマーズアイル島に独り乗り込むのだった・・・

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サスペンス性のあるストーリーとスケール感も悪くない。
そしてオスカー俳優のニコラス・ケイジ。
なのにこの出来だ。。。細部が全然なってない、もうちょっと真剣に作って欲しかったね。
いまから作り直してくれ!!

data
THE WICKER MAN
2006年 101分
監督:ニール・ラビュート
出演:
ニコラス・ケイジ … Edward Malus
エレン・バースティン … Sister Summersisle
ケイト・ビーハン … Sister Willow
フランセス・コンロイ … Dr. Moss
モリー・パーカー … Sister Rose / Sister Thorn
リーリー・ソビエスキー … Sister Honey
ダイアン・デラーノ … Sister Beech
エリカ=シェイ・ゲイアー … Rowan

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